| カタックダンスは、インド4大古典舞踊のひとつで、2500年の歴史を持っています。
元来、「カタカ」と呼ばれるヒンドゥー教の語り部達による演劇要素を持つ舞踊と、砂漠を行きかう吟遊詩人達が奏でる音楽、巫女による寺院奉納舞踊が融合した芸術でした。
中世以降、北インドはムガール帝国に支配されます。この時期、カタックダンスはその芸術性を認められ宮廷に庇護され、華やかな宮廷舞踊へと変遷しました。また同時期に、隣国のペルシャ宮廷文化の影響を受け、より洗練された形になっていきます。
“カタックダンス”という名称は、インド独立後、この宮廷舞踊に対して政府から与えられたものです。インド人間国宝 Pt. ビルジ・マハラジ師によって舞台芸術として新たな息吹 を与えられたカタックダンスは、インド4大古典舞踊の一つとしてのゆるぎない地位を得ています。 |